面接で注意したいNG転職理由

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特に気を付けたい「転職理由」のNG例

転職理由は慎重に話そう

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面接は言い方ひとつで印象が変わる

面接は言い方ひとつで印象が変わる

自分では意欲や前向きな姿勢をアピールしているつもりでも、言い方によっては違う意味で伝わってしまうことがあります。介護業界は他の業界から転職してくる人も多いため志望動機や転職理由についてよく聞かれますが、言葉足らずだったり反対にはっきりといい過ぎてしまうと、言葉のニュアンスで自分の意思が曲がって伝わってしまうかもしれません…。
ここではNGとなる転職理由についてまとめていきます。

ネガティブな理由はNG

介護職が未経験の場合、よく聞かれるのが「なぜ前職を辞めて介護職として働こうと思ったのですか?」という退職理由です。退職理由を聞かれるのは「トラブルを抱えていないか」「同じ理由で辞めるのではないか」を確認するためですが、この部分は雇う側からすれば非常に重要なポイントなので採用・不採用に大きく関係してきます。このとき「人間関係が悪くて続けられなかったから」などネガティブな理由を話してしまうのはNGです。
介護業界だけでなく人間関係に悩んでいる職場はたくさんあるため「人間関係」を退職や転職の理由にしても差し支えないのでは?と思ってしまうかもしれませんね。ですが、人間関係は「入ってみなければ分からない」という運の要素もあるため、正直に伝えてしまうのはあまりおすすめしません。人間関係を絡めながら伝えたいのであれば、「利用者さんのことを考えながら仕事に真摯に取り組む人が多い介護業界で一緒に働きたいと思ったから」と介護業界で働くことがプラスになる理由を一緒に伝えるといいでしょう。

「需要が高くなくなることがない」

今後も高齢者は増えていくことが予想されているため介護職の需要が高いのはその通りなのですが…。人手が劇的に足りない!とされているのは団塊世代が後期高齢者に達する2025年前後であって、それ以降は高齢者の増加率は緩やかになっていくと予想されています。そのため、需要が高いことを理由にしてしまうと、「需要が低くなったら辞めてしまうのか?」という懸念を面接官に抱かせてしまうため、「需要」を転職理由にするのはNGです。

「施設が発展できるように貢献したい」

介護の仕事は需要が高いため、かなり早いペースで介護施設や事業所が増えています。そのため、ひとつの地域に介護施設が複数あるのもそう珍しいことではありません。そのため、「この介護施設が地域一番の施設になるように貢献したい!」という転職理由をあげる人もいます。しかし、介護業界は一般企業と違って売り上げを上げたからといって発展するわけではありません。国が定めた介護報酬をもとに事業が行われているため、一般企業のような感覚で発展させることは難しいのです。
未来を見据えたビジョンを持つことも大切ですが、利用者さん一人一人を大切にしていくことをもっとアピールしましょう。

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